桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
【・・・】
え、ちょ、黙らなくてもよくね⁉︎
「・・・」
もう、いいや。彼奴がなんと言おうと決めてやる!
「・・・シャインってのはどうだ」
【・・・?】
ふ、どうだ!
「今日から君はシャインだ!」
【‼︎】
「で、シャイン。君は私は此処から出れないと言う。なぜだ」
【・・・だってさ、君が此処から出たって誰も待ってくれやしないんだよ?】
「そんな事はない!絶対に!」
【本当に?】
「っ!」
【本当に、そう言いきれる?】
シャインの甘く、囁くような声に頭がクラクラする。