桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
「私の生きる理由。それは、皆の笑顔であり思いだよ。皆が私を必要としてくれる限り、私は生きるよ」
【・・・そっか。なら、仕方ないね】
ピシッ…
「!な、なに⁉︎」
【大丈夫。この空間が崩れるんだ】
「え?なんで」
【君は此処にいる必要がないんだ。というより、必要がなくなったって言った方がいいのかな?】
ちょ、待ってよ!そうしたらっ!
【大丈夫。一人には慣れてる。今までそうだったんだから】
だからって!
【それに、もう僕は必要ないみたいだし?】
「どういうこと?」