桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
てか、なんでそんな物に僕まで巻き込むのさ。迷惑極まりないね。
ガチャ
「!」
「やぁ、久し振りだね。悠太君、元気かな?」
「はい。お陰様で」
本当はあんたなんかと宜しくしたくないんだけどな
「で、此処に来たということは、決まったのかな?」
「はい」
「そうか、では支度をさせようか」
は?何あってんの?勝手に決めんなっつうの!
「僕は、断りに来たんですよ?」
次の瞬間、客間の空気が氷のように冷たくなった。