桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
「な、何を言ってるんだい?」
「あれ?聞こえませんでしたか?なら、もう一回言います。僕は断りに来たんですよ?」
「・・・」
うわぁ、顔が引きつってる。うけるわ
「じ、冗談は良しなさい」
はっ、何父親ヅラしてんだよ
「僕は既に此方の高橋夫妻の養子となっています。と言っても婿養子ですが」
「なっ!どういうことだ‼︎」
「僕は、高橋梓と婚約をしています」
「・・・っ」
おっ、これはこれは・・・顔が怖いですね?
あ、元からでしたっけ?