桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
「梓」
「!な、何?」
いきなり、真剣な顔になったのでこっちが緊張してしまった。
「梓・・・君を愛してる。世界の誰よりも・・・」
「うん・・・私もだよ?」
悠太が私を抱き寄せ、距離が縮まる。
「改めて。梓・・・僕と結婚して下さい」
‼︎・・・待ってた。この言葉を・・・
「私でよければ」
「梓じゃないといけないの」
そして、距離がなくなり
チュッ…
私と悠太の唇が静かに重なった。