桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
「悠太、悪いけど貴方とは居られない」
「っ!」
「でも、待ってて?」
「えっ?」
「いつか、悠太を迎えに行くから」
「それって・・・」
そして、今度こそ悠太と別れた。次の目的地に向かう間、涙が止まらなかった
その時に、大切な物を失った時に気付くんだ・・・悠太が好きだってことに・・・
「なんで、今更」
あんなに酷いことを言ったりしたのに、俺は悠太を求めてしまっている。
「悠太の隣りにいる資格なんでないのに・・・あっちゃいけないのに」