桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
「調子に乗るなや!餓鬼風情がっ!」
ブンッ
「悠太!」
「っ!」
殴られる!
「おい、おっさん達何やってんの?」
「!」
この声って・・・
顔をあげると
ブワッ
「?」
物凄い勢いで横を通り過ぎ
「ガハッ」
「グフゥッ」
「グハッ」
「グッ」
と、おっさん達のうめき声がし次々に倒れていった。
「ふぅ、大丈夫か?」
その声に俺は涙腺が揺れ涙が流れ出した
「梓?」
愛おしい、あの人の声
「・・・」