桜が舞い散る頃に・・・ (完結)

「っはぁ…はぁ…じ、実ははぁ…はぁ…あ、あの二人がはぁ…」



「と、とりあえず落ちつこ?ね」


「う、うん」


まず、真穂を家に上がらせ水を渡し落ち着かせた


「落ちついた?」


「うん」


「で、どうしたの?今頃はまだ授業中でしょ?」


「・・・」


「真穂?」


「あのね」


そこから、言われたことは驚きの事だった


「悠太君と裕美って人が行方不明なの」


「えっ?」


どういう意味なのかさっぱり分からなかった。


「なんで?」


「分からない。聞いた話しによれば、昨日までは普通にきてたんだって。で、その後から」


< 56 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop