桜が舞い散る頃に・・・ (完結)

「連絡がつかなくなったと」



「・・・うん」



頭を打たれたような感覚だった。まさかとは思ってた



だって、あの時裕美って人が俺を見る目が余りにも怖かった



まるで、悠太はあんたなんかに渡すものかっ!って言っているみたいで



「梓?」


「・・・てた」


「えっ?」


「分かってた。こうなることを」


「!」


分かってたのに、気のせいだって思い込んで結局はこうなっちゃった

< 57 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop