桜が舞い散る頃に・・・ (完結)

「さてと、後は」


「明日になるのを待つだけだね」


「あぁ」


明日に備え寝ることになったが


「ねぇ、梓」


「何?」


「いい加減に俺って言うのやめたら?」


「・・・なんで?」


ズテェンッ


「ちょっ、真穂⁉」


何故にコケる!コケる必要があるのか?


「梓、あのね」


「う、うん」


真穂の真剣な表情に、少し焦る


「貴方は女の子なの!分かる?女の子なら俺じゃなくて私でしょ!」


あ、そんな事?な〜んだ、もっと神経質なことかと思ったよ。


「別に良くね?」

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