桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
「よく無いから言ってんの!」
「・・・分かった。気を付けるよ」
「うん、よろしい」
ニコニコ笑う真穂。それに、俺、じゃなくて私の頭にはハテナマークしかなかった。
「さ、寝よ?明日に備えてさ」
「う、うん」
「お休み〜」
「お休み」
パチッ
電気を消し布団に潜り込んだ。
(もし、悠太が戻ってきたらいろいろと話そう。きっと、寂しい思いしてるはずだしね・・・待ってて、もう少しで迎えに行くから)
と、内心に小さい誓いをたて、寝たのだった。