桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
事件の解決と取り戻した大切な物
同時刻、場所は△△倉庫…
ガシャンッ
「なんで、うまくいかないのよ!」
ガンッ
「美穂様・・・」
「煩い!大体、何で私がこんな事をしなきゃいけないのよっ!」
美穂は機嫌が悪く、いろんな物にあたっていた。
「父様も父様よ!何が私の為よ、結局は自分の為じゃない!」
ガシャンッ
「美穂様・・・」
召使いは隣の部屋で寝ている悠太が起きないか心配しているが、美穂はそんなのお構いなく物にあたる。
「結局は作戦も意味が無くなったし、何でよ!悠太は手に入ったのに、なんで・・・なんで・・・肝心な物が手に入らないなよぉぉぉぉぉっ‼」