小雪くんが私に冷たい理由。
「……………マジで、うざい」







そう言って、彼は私の後頭部を強く強く掴んで、





触れるようなものじゃない、






噛みつくような、キスをした。





「こ、小雪っ……くん!!やめ……ん!!」






角度を変えて、何回も何回もされる。





唇が離れた時、声を出してみるけど、効果はもちろん無くて。






「…………アイツと、別れろ。」







やっと、唇が離れたかと思ったら、今度はそんなことを言い出した。





< 22 / 87 >

この作品をシェア

pagetop