小雪くんが私に冷たい理由。
「な、なんでっ………そんなこと、小雪くんに…言われなきゃいけないのっ…」






私が誰と付き合おうと、私の勝手でしょ?





小雪くんには、まったく関係ないのに。






どうして、そんなこと言うの?







「………そういうのが、むかつくん、だよ。」





「な、にそれっ……、やっ!!」





背中に小雪くんの手が触れた。





なに、この人…変態を通りこしてるよ?






「………別れ、ない…から」






ついつい、そんなことを口走ってしまった。





< 23 / 87 >

この作品をシェア

pagetop