生きていかなきゃ
「何があったんだよ、学校で。
俺が相談に乗るよ」
あたしを起こすために座り込んでた彼が、立ち上がって優しい声で言ってくれた。
「何も…」
「無いわけないだろ、隠してることわかるよ。
何年一緒にいるんだよ」
スモークはあたしを少しでも気を晴らそうとしてくれてる。
でも今のあたしにそんなのは要らなかった。
「うるさい!
あたしのことなんて。。。
誰も信じてくれないんだから。
そりゃ、ここに居る子数人は信じてくれるけど…
いいよ、別に。
わかってもらわなくて」