生きていかなきゃ
あたしの今の状況は、誰とも関わりたくないし。
好都合だよ。
とりあえず部屋に戻ったあたしは、鍵を閉める。
そして背もたれに寄りかかって考え事をしたのだった。
「おい、飯」
突如そう言われ、慌てて見た時計は昼を過ぎてることを指していた。
あたしが食器を入れる頃には、キングデビルは階段を下りていた。
リトルデビルの作ったご飯は、やっぱり美味しい。
空になった食器を廊下に置いて、時間が過ぎるのをただボーと眺めていた。