生きていかなきゃ
そしていつの間にかキングデビルは、クーコとデルを迎えに行った。
はっと我に帰り、宿題について思い出した。
今回あんな騒動を起こしたため、先生は謹慎と共に多量の反省文を書けと紙を押し付けてきた。
とてもじゃないけどそれは、すぐに終わりそうではない。
やばい、進めとかなきゃ。
あたしはこの時ようやく現実を見たのだ。
みんなが帰ってきて、晩御飯も食べ終わり風呂から上がった。
心の中で焦ってるあたしを、周りの人はどこか不思議そうに見ていた。
反省文に手をつけているのだが。
書くことが見当たらない。
二行書いて、手が止まってしまった。
これは長期戦になりそうだ。