生きていかなきゃ
終わったら、職員室に行き課題を提出する。
それも済むとあたしは、自分の荷物を持ち、帰りの道を歩く。
特に何も考えることもなく歩いていってる。
「「ドール!!」」
後ろから聞こえるあたしの呼び名。
振り向くとそこには、あたしの元に駆け寄ってくれる、ジョウとゲミがいた。
ジョウはもう少しで小学3年生になる、男の子。
ゲミは小学5年生になる、女の子。
一緒に帰ってるのは、目的地が同じだから。