生きていかなきゃ
「「うん!」」
2人の元気な返事を聞き、あたしたちは家へと入った。
「ただいまぁ」
ほとんど返事が帰ってこないのを承知の上、あたしはあいさつをする。
「ドール!
悪いがデルとクーコの迎えに行ってやってくれ」
キングデビルがあたしに言った。
「いいけど…
どうしたの?いつもならちゃんと迎えに行くのに」
「俺にだって用事というものがあるんだよ!」
詳しい説明を避けた言い訳を聞かされる。