生きていかなきゃ
「は?!」
思わぬスモークの提案に呆れる返事をした。
何でそこまでしないといけないの。
調子に乗って無理難題を要求するんじゃないでしょうね、この人は。
「なに?
一応要求を聞いてあげるけど」
あたしの言葉にスモークは心の中でガッツポーズしただろう。
口許が少し緩んだ。
「俺最近疲れてんだよ」
「うん。さっき言ってた」
「体がクタクタなんだよ」
「あらー。
じゃあ早く寝て体を休めないとねー」