【短】微熱。
チャイムなんか我が家同然だから押さない。




「瑠璃――ッ、生きてる――!?」




スーパーで買い物したものを持ったまま




俺は瑠璃の部屋へと向かっていく。




「瑠璃?」




瑠璃はベットでスヤスヤ寝ていた。




「・・可愛いな。」




俺はポンポンと頭を軽く叩いて




アイスが溶けると冷蔵庫へ向かった。




本当に家中が綺麗になっている。




おばさんあんなにいないのに。




でも瑠璃が綺麗にするようには思えない。




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