【短】微熱。
俺は瑠璃が起きた時にすぐ分かるよう




瑠璃の部屋で待つことにした。




瑠璃の部屋には小さな冷蔵庫があるから




その中に果物等を入れておこうと、




果物を剥いて、飲み物を持つ。




ちょっと時間がかかったが、




瑠璃はまだ寝ているだろうか?




そーっと足を踏み入れると、




瑠璃は真っ赤な顔をしていた。




「おはよ。」



「ありがと、亮・・・。」




小さな冷蔵庫に俺は物をしまう。




「顔真っ赤だけど大丈夫?」




瑠璃の顔を覗きこむ。




「やッ、亮のせいでしょッ!」




え?俺なんかしたっけ?




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