さくらの思い出
「新しい先生どんなだろうな〜
今回は絶対若い美人先生だと思うんだよな俺」
鼻の下を伸ばしながら自信ありげに言われても全然説得力ねーつうの
「それ毎年言ってるぞ。しかも当たった試しがないだろ、どーせ今年もじじぃだよ」
「れん〜そんな夢のないこと言うな!今年はなんか去年までとは違うような気がするんだよなー」
なにを根拠に言ってんだか…
「まぁせいぜい期待しとけ」
「相変わらず、つまんねーやつ」
あぁつまんなくて悪かったな
「じゃもし美人先生だったらラーメンおごれよ
じゃ〜始業式始まるから俺行くわー蓮も走らねーと間に合わないぞー」
そして嵐のように涼は去って行った
朝から騒がしい奴…