危険なアイツと同居生活
さっき味わったあの感覚よりも熱くて激しい。
今まで感じたことのないような快感があたしを襲い、
「ふっ……」
変な声が漏れる。
あたしの身体がベッドの上でびくんと跳ねた。
蒼の唇が離れると、そこがじーんと熱を持つ。
まさか、これって俗に言う……
「キスマーク!?」
思わず声に出していた。
蒼は満足そうにあたしを見て、口角を吊り上げる。
その顔にくらくらして、意識が飛びそうになった。