危険なアイツと同居生活
「川藤さんを抱けって言ったのは、優弥でしょ?
俺に色気がないからって理由で、川藤さんを近付けたんでしょ?」
「あぁ。女とやりまくったから、てめぇは今の碧になれた。
でも、気に入らねぇなら捨てればいいんじゃね?」
その優弥の言葉に、
「捨てるって……
エッチしたのに!?」
俺は絶叫していた。
酷い!!
酷すぎる!!!
これじゃ、まるで悪い男。
まるで優弥だ。
川藤さんに申し訳なくて、突き放すことなんて出来ない。