危険なアイツと同居生活
「大学の友達がライブをするみたいだけど、ギター担当の人が怪我で入院したみたいで。
だから、急遽ヘルプすることになったの」
そんなことを言いながらも、蒼は何だか楽しそう。
「いいの?そんなことして」
だって、Fの碧がライブに出ているなんて知られたら、色々まずいんじゃない!?
「大丈夫だって!
俺は戸崎蒼としてヘルプするんだから」
そう言って無邪気な笑顔をあたしに向ける。
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