危険なアイツと同居生活
次に、街頭インタビューの様子。
待ち行く女子高生はマイクを向けられると、
「マジでヤバイ!」
の連呼。
「あたし、碧のファンだけど、川藤ゆりなら仕方がないねー」
なんて言う始末。
あたしは目の前の出来事が信じられず、ただ某然と画面を見ていた。
嘘でしょ……
「蒼……」
蒼を呼ぶあたしの声は、震えていた。
だけど、現実を知るのが怖くて、蒼の方を見れない。
だって……
だって、あんな写真まであるんだよ?
あの写真って明らかに……