危険なアイツと同居生活





蒼のキスは、激しさを増す。

やっと獲物にありついた獣のように、あたしを弄り抱きしめる。




「唯ちゃん……いい?」




耳元で甘く囁いた蒼に、あたしは頷いていた。




こうやって、今日も蒼に狂わされる。

身体に蒼を刻まれる。

それがすごく嬉しくて、すごく幸せ。

どんなにかっこよくても、どんなに人気者でも、蒼はあたしのもの。

それが実感出来るひとときなんだ。





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