危険なアイツと同居生活
お決まりのように訪れる気まずい沈黙。
優弥さんは足を組み直し、再び煙草をくわえた。
「それは……」
優弥さんが静かに言葉を発する。
「それは、てめぇらの勝手だろ」
「え!?」
あたしはまじまじと優弥さんを見ていた。
全く状況が理解出来ない。
優弥さん、あたしと蒼を引き離すのが目的じゃないの!?
拍子抜けして呆然と優弥さんを見つめるあたしを見て、優弥さんはさも面白そうに顔を歪める。