危険なアイツと同居生活



「そんなことはどうでもいい!

唯ちゃん寝坊助だから、俺、先に行ってるね」




蒼はそう言ってにこにこ笑いながら家を出ていった。



そして、ふと枕元の時計を見た時……




「ちっ……遅刻ぅ!!!」




あたしの大声がマンションを揺らした。




< 41 / 528 >

この作品をシェア

pagetop