危険なアイツと同居生活





「それにしても碧、イメージと全然違うね」



「うん、よく言われてる」



「Fのみんなも違うのかな」



「うん……

高校の頃はギャグバンド組んでたくらいだしね」



「あぁ、太ったおっさんだよね?」




亜美は楽しそうに笑った。




「あれ見たとき、衝撃的だったなぁ。


まさかFがあんなことしていたなんて。

だけど、何だか人間味があって好きだな、あたしは」




そんな亜美の言葉が嬉しい。

ただ、クールでかっこいいFだけじゃなくて、全てを受け入れてくれているなんて。

亜美みたいに分かってくれるファンもいるじゃん!





< 481 / 528 >

この作品をシェア

pagetop