俺様優等生、猫かぶり少女の恋物語
翔がベッドに入ると咲の方を向かずに
別方向を向いた

「……何でかなぁ…」

咲が翔の背中にポツリと悲しそうに呟いた

「好きにならないって言っといて好きになったし…アハハ…翔…ありがとうね…」

最後の言葉はなるべく笑って言った
翔はやがて咲の方を向さ咲を優しく抱き締めた

「教えて…お前の過去を…」

「……え?」
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