約束

そして、ついにあおいの不安は爆発した。




病室に入った途端。




あおいは、俺にしがみついて泣いた。




「死にたくない。」




「葵、助けて、怖いよ。怖くて眠れない。」




「なんで、あたしなの?」




「なんで?」



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