いつか、また会える日まで。




「……で?用事って?」





「……え?」










「……まさか……あれだけだとか言わねーよな……??」






「……え、いや……あのぉ……そのぉ……」






「……そ。……悪かったな、心配かけて」





「そんなっ!咲夜が謝ることじゃないよっ」


「……いや……ごめんな。加菜を不安にさせた」



「……何言ってんの、私が勝手に……!」







「……ま、いいや」



いいの?!




「2学期は体育大会や文化祭があるんだ。早く来いよ?」





「……了解っす!!」



早く復帰しないとね♪




「今日って何日?」



「26日」



「間に合わないっ!!」



「今さら……。1週間後でも1ヶ月後でも来いよ」



「分かったぁ!!」





もう、悩んでたのは何処へやら。


「咲夜ぁ、……これからもよろしくね!」




「おぅ、よろしく!あ、次は1日に来ていいか?」



「うん」



「次は豆乳クリームのシュークリーム買ってくる」


「やったーっ!楽しみにしてるねー」





「あぁ。じゃ、帰るな」




「……うん。……じゃあね」




「ごめんな?ちょっと野木に呼ばれてて」


「うげっ手伝えなくてごめんね。頑張って!」






「じゃーな」
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