いつか、また会える日まで。


教室が騒ついた。

そりゃ、そうだろう。


長くても、1年なだもん。



「………それってさ、治らないの?」


少し幼さが残る、ツインテールの女の子が言った。




「……わからない。前例が少ないから………でも、今までに治った人は居ない」
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