そ ら お と
「てか俺らまた同じクラスだったぞ!また♪」
裕也とは一年生のときに同じクラスで仲良くなった
女の友達もいたけどノリとかがやっぱり裕也が1番合うし、何より一緒にいて楽しかった
「まじか!飽きたわ!」
なんて言葉とは裏腹に私の顔には安心したような笑顔
「とりあえず教室いくぞ♪どーせお前寝坊だからクラスわかんないだろ?」
私のせっかくセットした頭をぐしゃぐしゃにして進む裕也
「女の子の髪をさわんなよー!」
なんて裕也の背中を追いかける
するとクルッと振りかえった裕也が、ないない、と言うように顔の前で手を振りながら
「お前は女の子じゃない。俺の兄弟みたいなもんだな。うん。ちなみに俺がお兄さんだぞ」
「は?!女の子だし!兄弟って男じゃん!姉妹だ姉妹!」
なんてバカな事を言いあっていると新しい教室についた
「3組か...」