きっとまたいつか
「ん……っ」
気づいたらもうすっかり夜になっていた
もしかしてアタシ寝てたのかな
手には拓ちゃんとのメールを開いたままのケータイ
きっとあのまま寝てしまったんだろう
するとトイレの水を流す音がした
拓ちゃん帰ってたんだ
「拓ちゃんおかえり
ごめんね、アタシずっと寝ちゃって…
ご飯今から作るね」
「外で食ってきたからいらない」
「あ、そっか…」
やっぱり一緒にご飯は食べない
ずっと1人ぼっちのご飯……