きっとまたいつか


大粒の涙を流しながら歩いているとすれ違った人に肩がぶつかってしまった



「あ、すみません…」




泣いてる顔を見られたくなくて下を向きながらそう言った

ちょっと失礼だけど…



「こっちこそごめんね?




てか、大丈夫⁇」



ぶつかった人はアタシの顔を覗き込んできた


その人はすごくイケメンで髪の毛がふわふわしてて気持ち良さそうだった



「大丈夫…ですから…」


アタシはそう言うと軽く会釈をしてまた歩き出した


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