15歳年上の理科教師が好きなんです。
「はいっ!」
ちょっと声が大きすぎたかな、恥ずかしい…。
「先生、皐月は県1位の記録保持者なんですよ。」
「そうなんだ。去年は陸上競技部の顧問だったから、恥ずかしながら水泳の知識がまだあまりないんだ。」
「あ、あの!もしよろしければ色々と教えましょうか?」
「…….。」
余計なこと言っちゃったかな?
迷惑だったかな?
「えーっと…本来ならみんなに教える立場の俺が教えてもらうのは、なんだか申し訳ないなぁ。」