はぁ、疲れた。
と、まあそんなおもいでばなし。
真魅とはその後も仲良くやっていた。
浮わついた心を冷ましてくれたり、悪化させたりするのはいつも決まってこの親友だ。
だけども。
クラス替え。
悪意というのはその事であって。
今回は真魅とクラスが離れてしまった。
適当に友達はつくってはいるが、やはりグルだった私と真魅と蚣は一段と仲がよかった。
だから他のみんなも空気をよんでくれた。
あ、水季は真魅と同じクラスになったみたい。
ボードを追うわたしの視線が2年5組を捉える。
水季というのは中1の後半辺りから私達のグルに加わった男子。
後半はこの4人でわいわいしていたのだ。
でも4人の親友たちが全員離れなくてよかった、きっとまた話せる筈。
そんな内容を今日は真魅とメールで話してみようと思う。