運命なんてあったんだ……
不登校少女
カーテンが閉めきられ真っ暗な部屋

クローゼットに掛かる自分の中学校の制服

真っ白なヘッドフォンから聴こえるのは
知っている人が少ないバンドの病み曲

壁一面のポスターの中心に私はいる

「麻緒あんたいつまで休むの?」

母から毎日言われる言葉

『頭いた…』

「仮病でしょっ」

『腹いた…』

「もうそれも聞きあきたっ何が嫌なのか知らないけど知りたくもないけどさっさと学校に行きなっ……ママ会社行くから」

母に行ってらっしゃいと告げる

廊下にでるとかなり明るい

クローゼットを開けて洋服ん家を選ぶ
黒と紫の派手なパーカーと黒いタンク
黒いサルエル

快晴と呼ぶに相応しい日になんとも真逆な格好で外に出た
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