嫌いなんですっ!
嫉妬?
「嫉妬ってなによ?」
すると、朝田くんは
口角をあげてニヤニヤしだした
「ふーん、知らないんだぁ。」
だから、知らないって言ってるじゃない。
「教えなさいよ。」
言った瞬間
コツコツ―――――
朝田くんが私に
近づいてきた
私は、逃げるように
後ろに後退する。
「そんなに知りたいなら、自分で気づけば?」
「っ!!
どうすれば、いいのよ……」
ガシャンっ――――
前には
朝田くん
後ろには
フェンス