新宿のデカ
第21章
21
土曜一日を差し挟み、日曜も通常通り、午前八時二十分過ぎに署に出勤した。
刑事課強行犯係へと行き、デスクに座る。
そしてパソコンの電源ボタンを押し、起動する合間を縫って、フロア隅にあるコーヒーメーカーでコーヒーを一杯注いだ。
島田が、
「トノさん、おはよう」
と言ってきたので、
「ああ、シマさん、おはよう。……今日も早いね」
と言い、表情を引き締める。
「俺も夏場で疲れてるんだけど、午前六時過ぎには自然と目が覚めるね」
「そう?そんなに早いの?」
「ああ。ここ数年間、ずっと朝型の生活してるよ。夜も午前零時を回る前には眠ってるし」
「健康的だな」
土曜一日を差し挟み、日曜も通常通り、午前八時二十分過ぎに署に出勤した。
刑事課強行犯係へと行き、デスクに座る。
そしてパソコンの電源ボタンを押し、起動する合間を縫って、フロア隅にあるコーヒーメーカーでコーヒーを一杯注いだ。
島田が、
「トノさん、おはよう」
と言ってきたので、
「ああ、シマさん、おはよう。……今日も早いね」
と言い、表情を引き締める。
「俺も夏場で疲れてるんだけど、午前六時過ぎには自然と目が覚めるね」
「そう?そんなに早いの?」
「ああ。ここ数年間、ずっと朝型の生活してるよ。夜も午前零時を回る前には眠ってるし」
「健康的だな」