新宿のデカ
第22章
22
日曜の勤務が終わり、署の刑事課フロアを出て、自宅マンションへ帰る。
そして一日ゆっくり休んだ。
新しい週を迎え、また勤務が続く。
島田もずっと頑張っているようだ。
相方として大事なのだった。
いつも同じ署に詰めていて、ずっと仕事をしている。
週の半ば過ぎ、島田が、
「六本木の通り魔事件で、六本木中央署のデカさんたちは浅倉東を追ってるらしい。マル被としてね」
と言った。
「あのヤマは単に通り魔で、俺も気に掛けてないんだ。おそらく所轄が上手く捜査するだろうって思ってて」
「トノさん、皆そう考えてるよ。俺だって、浅倉以外に容疑者いないって思ってるし」
日曜の勤務が終わり、署の刑事課フロアを出て、自宅マンションへ帰る。
そして一日ゆっくり休んだ。
新しい週を迎え、また勤務が続く。
島田もずっと頑張っているようだ。
相方として大事なのだった。
いつも同じ署に詰めていて、ずっと仕事をしている。
週の半ば過ぎ、島田が、
「六本木の通り魔事件で、六本木中央署のデカさんたちは浅倉東を追ってるらしい。マル被としてね」
と言った。
「あのヤマは単に通り魔で、俺も気に掛けてないんだ。おそらく所轄が上手く捜査するだろうって思ってて」
「トノさん、皆そう考えてるよ。俺だって、浅倉以外に容疑者いないって思ってるし」