新宿のデカ
第41章
41
月曜の午後四時過ぎに署に戻った。
疲れている。
署に帰り着き、パソコンで捜査記録を付けた。
島田が横顔に疲れを浮かべている。
「シマさん、大丈夫か?」
「ああ。……トノさんも疲れない?新宿の街、回って」
「うん、多少な。でも、現役のデカだから、休む間がないよ」
そう返すしかなかった。
島田はいつも気を楽に持っていることが多い。
ずっと所轄にて、警視庁に一度も勤務したことがないからだろう。
いつも思う。
人間、何が幸せか分からないと。
月曜の午後四時過ぎに署に戻った。
疲れている。
署に帰り着き、パソコンで捜査記録を付けた。
島田が横顔に疲れを浮かべている。
「シマさん、大丈夫か?」
「ああ。……トノさんも疲れない?新宿の街、回って」
「うん、多少な。でも、現役のデカだから、休む間がないよ」
そう返すしかなかった。
島田はいつも気を楽に持っていることが多い。
ずっと所轄にて、警視庁に一度も勤務したことがないからだろう。
いつも思う。
人間、何が幸せか分からないと。