新宿のデカ
「おはよう、シマさん」
と朝の挨拶をした。
「ああ、トノさん、おはよう」
ちょうど午前八時二十分だ。
パソコンの電源ボタンを押し、起動する合間に、コーヒーを淹れる。
そしてカップ一杯飲んだ後、課内庶務をこなし始めた。
手書きの調書を打ち込む。
昔の調書が多数あった。
電子化するのに、手間暇が必要だ。
思っていた。
一体どのぐらい時間が掛かるのだろうと。
多分、数年もの時間を要すると考えられた。
新年度から俺も島田もいなくなれば、引継ぎが必要だ。
と朝の挨拶をした。
「ああ、トノさん、おはよう」
ちょうど午前八時二十分だ。
パソコンの電源ボタンを押し、起動する合間に、コーヒーを淹れる。
そしてカップ一杯飲んだ後、課内庶務をこなし始めた。
手書きの調書を打ち込む。
昔の調書が多数あった。
電子化するのに、手間暇が必要だ。
思っていた。
一体どのぐらい時間が掛かるのだろうと。
多分、数年もの時間を要すると考えられた。
新年度から俺も島田もいなくなれば、引継ぎが必要だ。