新宿のデカ
マイペースと言うものなんだが、現時点ではそれでいい。
問題は来年度以降である。
島田と一緒に警視庁勤務となれば、どこの部署でどんな仕事をすればいいか、見当が付かない。
だが、先のことは考えても仕方ない。
そう思い、割り切ってから、日々を送るつもりでいた。
その日も午後から、地下で射撃訓練したのである。
腕が鈍らないように、だ。
確かに現役の刑事として、鍛錬や訓練の類は欠かせない。
日常的に、である。
コンビを組めば、暗黙裡に互いの意中も分かるのだし……。
島田もデカとしての俺を知りつつあった。
徐々に、ではあるのだが……。
問題は来年度以降である。
島田と一緒に警視庁勤務となれば、どこの部署でどんな仕事をすればいいか、見当が付かない。
だが、先のことは考えても仕方ない。
そう思い、割り切ってから、日々を送るつもりでいた。
その日も午後から、地下で射撃訓練したのである。
腕が鈍らないように、だ。
確かに現役の刑事として、鍛錬や訓練の類は欠かせない。
日常的に、である。
コンビを組めば、暗黙裡に互いの意中も分かるのだし……。
島田もデカとしての俺を知りつつあった。
徐々に、ではあるのだが……。