イケメン☆ブラザーズ~秘密の♥同居生活~




そんな壮真先生を見て、千早は渋い表情をする。




「あいつアホか。まだあんなつまんねぇ部活の顧問やってんのかよ。」



対面式とは違い、自由に観覧する場所を決められるからか、偶然にも千早はあたしの右隣にいた。




「千早ってばそればっかね!たまには純粋で素直な先生を見習ったら?」



それを聞いていた紗耶ちゃんが反抗すると、「あ゛ぁ?」すぐに挑発にのってしまう千早は紗耶ちゃんを睨みつけた。




「そういうところが子どもなのよねぇ。あーどっかのお子様と違って、壮真先生はオトナですってきぃ~!」



「うるせーうるせー!あいつは純粋じゃねぇ!ただのアホだ!」



「「お前が言うな!!」」




千早の思いがけない一言に、あたりにいた生徒たちが口を揃えてツッコんだ。




わ、わぁお。恐ろしいほど息が合ってます・・・。



当の千早は悔しいのか、近くにいた男子生徒に得意のプロレス技。




か、可哀想・・・。



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