イケメン☆ブラザーズ~秘密の♥同居生活~




座っているから実際には無理だけど、心の中で地団駄を踏んだ。




「どうやったらそんなに大きくなるの?」



「は!?あぁ、胸?そんなのイケメンな男たちに日々揉まれ・・・」



「うっるせーわ!隣でギャーギャー騒ぐな!」




ちょっと!!



いきなり叫びだした千早のせいで、大事な部分が聞こえなかったじゃないか。




千早ってば、ちょっと顔赤いし。




「なーに?千早。あんた、まさか勃・・・」



「してねーよ、エロ女!それよりおい、バカ。」




紗耶ちゃんの言葉を遮るかのように言い返し、同時に珍しく真面目な顔をしてあたしに向き直る千早。




「な、なに・・・?」



「あのな。オメーの平ら胸は今に始まったことじゃねぇ。気にすんな。」



「・・・・・・。」




怒りに震えた手のひらを、あたしはやつの右の頬に直撃させた。


秘技!最恐☆平手打ち!!



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