日本暗殺
――3日が過ぎた頃
当たり前のように流れていた時間の突然の変化も、少し私に落ち着きをくれた
少なくとも私は、そう思っていた
突然告げられた別れ。そして希里斗の本当の姿
変わらない日常なんてないんだ
夢のような日々を過ごしていた浦島太郎に待っていた現実も、決して優しいものではなかったはず
そんな子供じみた思いにふけることで、私は私を、慰めていた
そんな時見上げた空が、あまりに青かったことを、今もはっきりと覚えている